今まであまりなじみのなかった男性介護士という仕事。しかし今では需要が高く、とても注目されている職業です。では実際にどのような仕事内容なのでしょう。そして、気になる男性介護士の収入面や、働くにあたっての心構え、女性介護士の視点からみる男性介護士の魅力などをご紹介します。
厚生労働省が発表した平成23年度の『介護保険事業状況報告』によると、その年に給付された介護保険の費用は約8兆にも上昇しています。一年で約5000億円の介護保険費用が増えており、前年度の保険費用は約7兆5000億円、平成21年度の介護保険費用は約7兆円となっています。この数字を見てもわかるように、介護業界の市場規模は年々大きくなってきているのです。
2020年頃には団塊世代が、介護が必要になると思われる年齢(75歳)になります。団塊世代とは、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた人々のことで、非常に人口の多い年齢層です。そのため、介護保険や福祉関連の市場規模は20兆円になるとも言われています。今後ますます高齢化が進むといわれている日本。それに伴い市場規模もこの先さらに増加していくことはほぼ間違いないでしょう。一部では、介護職員の数は現在の倍ほどの250万人以上が必要になるとまで言われています。
現在介護士として働いている人は将来は経験豊富な介護職員として、リーダーや管理職としての活躍が見込まれています。ですので、もし今、介護職がつらいと感じ辞めようと考えている人は一度踏みとどまり、介護業界の未来を想像し考え直して欲しいのです。また、今の職場の環境があわないということであれば、別の職場への転職を考えるのもよいかもしれません。
介護施設は、新しいほうが離職率が高いというデータがあります。ほかにも、規模の小さな施設でも離職率が高いといわれています。自分が勤めている施設以外に、どのような環境があるのかというのを見てみるだけでも、これから先のあなたの介護士としてのキャリア形成が大きく変わっていくでしょう。
今の職場が自分にあわないと感じているようでしたら、まずは民間で運営している介護職員向けの人材紹介サービスや転職サービスに登録して、他にはどういった条件で介護職の求人があるというのかをチェックしてみるといいかもしれません。
キャリアコンサルタントが専属でつき、希望の条件にあう求人を探してきれくれすはずです。忙しくなかなか時間の取れない介護士の方でも、働きながら求人情報をチェックすることができるのです。無論、介護職の人はすべて無料で利用できますので、まずはどういう求人があるのか、どういったサービスが用意しているのかなど、様々なサービスを試してみましょう。
介護職に就きたい方へこのサイトは、女性が多くを占める介護業界における男性介護士の需要についてまとめています。お問い合わせ→→dansei_kaigoshi @yahoo.co.jp
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