男性介護士の需要は?

男性介護士を目指すなら引く手あまたの今がチャンス

男性介護士の需要は?
男性介護士の需要は高い!

今まであまりなじみのなかった男性介護士という仕事。しかし今では需要が高く、とても注目されている職業です。では実際にどのような仕事内容なのでしょう。そして、気になる男性介護士の収入面や、働くにあたっての心構え、女性介護士の視点からみる男性介護士の魅力などをご紹介します。

2015/10/05

引く手あまたの今がチャンス!

数字で見る業界のチャンスとは

この記事では、介護の仕事や求人について考えてみたいと思います。高齢化が進んでいき、それに伴い人材が不足している介護業界。そしてそれこそが、今後介護業界にチャンスが拡がるといわれる理由でもあるのです。それはいったいどういうことなのか?また、他分野の業界と比べるとどのくらい将来性があるのか等を、具体的な数字を見ながら紹介していきます。

数字で見る業界のチャンスとは

10年後には250万人が活躍

なんと、厚生労働省の推計によると2025年までに、介護に携わる人が今よりさらに70万人以上が必要になるとされています。私たちの周りを見れば、すでに介護サービスを必要とする人たちは多く存在します。介護を受ける人やその周りの人にとって、介護サービスは必要不可欠ですね。介護サービスがなければ毎日暮らすことすら困ってしまう人が沢山います。だからこそ、高齢化が進むこの国においては介護職の需要は増えつづけているのです。

数字で見る業界のチャンスとは

上がり続ける有効求人倍率

近年の不況も徐々に持ち直してきており、現在日本の景気はかなり回復し失業率も下がってきています。しかし産業全体でみると有効求人倍率は1.0を切っています。つまり、求職している人の数に対し、求人の数が少ないのです。そのような状態の中、介護業界に限って言えば、なんと2014年度の有効求人倍率は約1.82倍。さらに、2011年の1.31倍から伸び続けているのです。これは、求職している人よりも仕事のほうが増え続けているということです。採用側からすれば人材の確保に課題があるといえますが、介護業界に携わろうと考えている人にとっては、非常にチャンスも多い状況なのです。

上がり続ける有効求人倍率

採用率、離職率からみる課題

上記で有効求人倍率とはいいましたが、実際に採用されるかどうかについては別話です。ここでまず、採用率という数字をみてみましょう。
採用率というのは、1年間の採用者数/労働者数です。平成25年度の介護労働実態調査結果によると、介護職の採用率は約22%となっています。そして、介護職だけではなく雇用全般について調べられている雇用動向調査では、採用率は約14%です。このやはり数字を見てわかるとおり、介護職の採用率はとっても高いといえるでしょう。
しかし、介護職では離職率も約17 %と高い数字を記録しています。つまり、早期に辞めては採用し、また早期に辞めては採用し……。ということが多いため、なかなか定着した労働の確保が難しい状況のようです。

採用率、離職率からみる課題
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