男性介護士の需要は?

男性介護士の需要は女性過多にも影響される

男性介護士の需要は?
男性介護士の需要は高い!

今まであまりなじみのなかった男性介護士という仕事。しかし今では需要が高く、とても注目されている職業です。では実際にどのような仕事内容なのでしょう。そして、気になる男性介護士の収入面や、働くにあたっての心構え、女性介護士の視点からみる男性介護士の魅力などをご紹介します。

2015/10/25

女性過多による需要

男性介護士は増えている

介護保険制度導入前までは、介護の仕事をする際に保育士の資格が優遇されていた時期がありました。保育士もほとんどが女性であったことや、昔は心や体の状態が比較的良い利用者が多かったため、力仕事なども少なく女性でも問題なく働ける仕事でした。
そのため介護職員やヘルパーというのはもともと女性が多い職種だったのですが、介護保険制度が導入されて要介護度をもとにして施設入所者が決まるようになると、寝たきり状態などの利用者が増えてきてきました。また、介護福祉士という資格ができ、そのための専門学校などもでき始めた時期と同時に不況によるリストラが増え、介護業界にも多くの男性が入るようになったのです。

男性介護士は増えている

男性の利点

近年、男性介護士の需要が増えてきています。というのも、男性だからこそできる仕事というのがあるからです。
1つ目が、力を必要とする仕事の増加というのがあげられます。制度の改正によ利用者の症状の重度化が進め、寝たきりのため体重の重い被介護者が多くなってきています。そういった利用者に対し、おむつ交換や体位変換をする場合、かなりの力が必要になってくるのです。介護士は定期的に腰椎検診を義務付けられていることからも、体力を必要とする仕事であるということがわかります。また、寝たきりまではいかなくとも、車いすへの移動や、車いすから入浴ストレッチャー、ベッドへの移動にも大きな負担がかかります。トイレ誘導ではさらに厳しい体制を強いられる場合もあります。
施設内で働いている場合は、利用者の送迎や施設内の草刈り、天井の蛍光灯の取り換え等を職員が行わなければならないこともあります。このように力を必要とする仕事が増えたこともあり、男性介護士の需要というのは非常に高まっています。
2つ目が、男性のほうが仕事に集中しやすいという点です。家庭や育児のことも考えなければならない女性とは違い、仕事に集中しやすい男性の需要は高まっています。そういった立場のため、資格取得やその先にある管理職に就くのも、男性介護士が多い傾向があります。
最後に、男性介護士を好む利用者がいるという点です。実は施設に入っている利用者は女性が多くその大半を占めています。そんななか、高齢の女性の利用者は男性介護士を好む傾向があるようです。そのため、女性職員の言うことには抵抗するが、男性職員の言うことには素直にしたがう、といったこともあるようです。
ちなみにこれは、年代的に利用者の旦那さんの言ったことは絶対、いわゆる亭主関白が多かったという時代背景も影響していると言われてます。

男性の利点
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